残留農薬

このサイトの内容について
輸入野菜からの基準値を超える残留農薬検出、有機栽培と偽っての農薬などの使用、使用禁止農薬の使用、間違った農薬の使用方法など。
農薬の使用は規制はされているもののそれを使う側のモラルによるところが大きいのは否めません。
食の安全への関心が高まる今日、私たちが口にする食品は安全でしょうか?
このサイトの内容は、あくまでいち消費者である運営者個人の視点による残留農薬の真実です。
お問い合わせ >>

残留農薬

摂らない方法のメニュー
・残留農薬を減らす方法: 残留農薬を減らすには・・・>>
・特別栽培農産物と有機栽培:
 栽培法の種類とその内容の改定・・・>>
・残留農薬を摂らないための選択:
 摂らない方法のまとめ・・・>>

残留農薬の本当

残留農薬を減らす方法

通常の調理のなかで、ある程度残留農薬を落とせることが実験などによって分かっています。
その実験方法は、おもに数種類の農薬に漬け込んだり、農薬を表面に塗ったりした食材を使用して行われている。
残留農薬を減らす方法で効果の薄い順に挙げてみました。
  • 洗う
  • 茹でる
  • 炒める
  • 油で揚げる
  • 皮を剥く

1.の調理前に水洗いをすると、農薬の残留率は1%から98%です。
水溶性の農薬で表面に付いたものは落とせるようですが、しかしあまり効果は期待できません。
特に油性の農薬は落ちないと思ったほうがいいでしょう。

2.の茹でるですが、農薬の残留率は1%から72%です。
水洗いよりも素材の残留農薬は減っていますが、これも効果は薄いようです。
しかも煮汁ごと食べるものもあるのですが、煮汁にどれだけ残留しているかは残念ながらその評価はされていないようです。
茹でないで食べるサラダ等には効果がない上、茹でることによる水溶性ビタミンや抗酸化物質の損失によって、残留農薬に対する抵抗力の低下のほうが心配されます。

3.の炒めるは、農薬の残留率は0%から56%です。
茹でる場合よりいようですが平均するとあまり差はないようです。やはり残留農薬が減っただけでした。
しかも油で炒めるので、脂溶性ビタミンの損失が心配されます。

4.油で揚げるは、農薬の残留率は0%から19%です。
かなり効果的のようです、10%を超えるものもありますが、ほとんどの農薬が検出限界以下にまで減っていいます。
勿論揚げて食べないものには効果はありません。
そして今度は農薬よりも脂質のほうが心配されるます。

5.皮を剥くは、農薬の残留率は0%から60%です。
油で揚げた食品と同じもので比べると、かなり効果的で残留率は0%から6%で、そのほとんどが検出限界以下でした。
しかし、皮が薄くあまり厚く剥くことができない食品には、60%を超える残留農薬がありました。
皮を厚く剥くことができる野菜には効果的でした。
しかし、皮ごと食べることによる、今注目されている栄養素ポリフェノールなどファイトケミカルスの、発癌物質などフリーラジカルに対する恩絵を受けることが出ません。

*ビタミン、脂質、ファイトケミカルスについては>>栄養 栄養素とその成分が詳しい。

特別栽培農産物と有機栽培

農林水産省によるJAS法の改定が行われ、これまで無農薬栽培農産物、無化学肥料栽培農産物、減農薬栽培農産物、減化学肥料栽培農産物といわれていたもの。
通称いわゆる、無農薬栽培(栽培中にのみ農薬を使用しない)と、減農薬栽培(農薬・化学肥料を50%以上削減して作った農産物)は、誤解を招くことが多かったことから改定されました。
上記の農産物を一括りにし特別栽培農産物と名称も改められました。
その条件は以下の通り。(*農林水産省から抜粋)

(1) 土づくりなど特別栽培農産物の生産の原則を規定した。
(2) ガイドライン表示の対象となる農産物は、生産の原則に基づくとともに、化学合成農薬、化学肥料双方を慣行の5割以上減らして栽培された農産物とした。
(3) 農薬や化学肥料の使用状況に応じて区分毎に名称(無農薬栽培農産物、無化学肥料栽培農産物、減農薬栽培農産物、減化学肥料栽培農産物)を設定していたのを、一括りの名称(「特別栽培農産物」)へ変更した。
また、以上の他以下の点についても改正を行いました。
@ 使用資材のうち、性フェロモン剤等誘引剤については、節減の対象としない。なお、使用した場合は使用した旨を表示することとする。
また、特定防除資材(「原材料に照らし農作物等、人畜及び水産動植物に害を及ぼすおそれがないことが明らかなもの」として指定された特定農薬の通称。)については、天敵と同様の扱いとし、天敵及び特定防除資材のみを使用している場合は「農薬:栽培期間中不使用」と表示することとした。なお、この場合は使用した旨を表示することとした。
A 化学合成農薬などの節減割合の比較基準となる慣行レベル(各地域の慣行的に行われている化学合成農薬及び化学肥料の使用状況)の客観性向上のため、その慣行レベルは地方公共団体が策定又は確認したものとした。
B 化学合成農薬及び化学肥料の使用状況に関する情報提供方法の多様化を図るため、インターネットなど他の情報提供手段も可能とした。

有機栽培も改定され以下のようになっています。(*農林水産省から抜粋)
有機農産物
* 種まき又は植え付け前2年以上、禁止された農薬や化学肥料を使用していない田畑で栽培する。
* 栽培期間中も禁止された農薬、化学肥料は使用しない。
* 遺伝子組換え技術を使用しない。
有機畜産物
* 飼料は主に有機の飼料を与える。
* 野外への放牧など、ストレスを与えずに飼育する。
* 抗生物質等を病気の予防目的で使用しない。
* 遺伝子組換え技術を使用しない。
有機加工食品
* 化学的に合成された食品添加物や薬剤の使用は極力避ける。
* 原材料は、水と食塩を除いて、95%以上が有機食品である。
* 遺伝子組換え技術を使用しない。
この有機食品のJAS規格に適合した生産が行われていることを登録認定機関が検査し、その結果、認定された事業者のみが有機JASマークを貼ることができます。
この「有機JASマーク」がない農産物と農産物加工食品に、「有機」、「オーガニック」などの名称の表示や、これと紛らわしい表示を付すことは法律で禁止されています。

残留農薬を摂らないための選択

その方法として特別栽培農産物(無農薬栽培・減農薬栽培)や有機栽培の食品を選択することです。
あとはお財布と相談して決めるだけですが、それらを選ぶメリットはかなり高いと思います。
特別栽培農産物を選択することで残留農薬のリスクをおおよそ50%減らすことができます。
有機栽培であれば残留農薬の心配がありませんし、今までの料理方法でも栄養面でのプラスアルファが期待できます。
皮ごと食べるいわゆるマクロビオティックであれば、食品に含まれる栄養の恩絵をほとんど受けることができます。
摂らなくていいものを摂らないで良い方法があるので、それを選択するのが最良の方法だとおもいます。
inserted by FC2 system